梅雨晴間

 梅雨晴間(つゆはれま)、梅雨の時期でたまに合間に晴れる日のことを表す季語です。晴れることを願って、テニスに参加しています。

 テニスの先生から、球とボールの違いについて説明がありました。

「球」にはテニスのラケットから、相手の状態を思いやって、心を伝える意味があるそうです。相手の技術や状態を知ったうえで、相手の最善と思われるテニスボールをラケットで打つことです。十分な技術と心のゆとりがないとできない上級者の態度です。

 私達、初心者は相手を打ち負かそうと考えて、相手のことなど考えずに、思い切り強いボールを打ってしまいます。心のゆとりなど微塵もない状態で相手に接しています。その場合のボールはただの「ボール」なのです。

 もっと上手になって、心のゆとりができ、相手を思いやる気持ちで、相手に球を返すようになりたいと思いました。念のために、試合の場合には、相手が取れないところに場所、タイミングをずらして打ち返しますよ。うまくならないとできませんが。

 梅雨の時期は、体調を崩しやすいので、食事、睡眠に気を付けて、生活のリズムを崩さないようにしたいものです。ウインブルドンテニスを深夜つい見てしまうので、辛いですが。

 

  球響く ラケット越しの 梅雨晴間